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6 被爆樹木・原爆資料館の淀川ツツジ in ナガサキ(Aランク)

家族の形見として大切に育てられたツツジ 
被爆40年目の年、長崎市に寄贈されました   
A-bomebed Azarea in NAGASAKI


IMG_2940_R.JPG ▼爆心地からの距離:1,100メートル
▼ツツジ科・常緑低木
▼樹齢:70年以上
▼樹高:?m. 幹周り:?m
▼所在地:長崎市平野町7-8
▼Aランク

【木の特徴―幹に傷あと、移植】
被爆40年目の昭和60年10月4日、長崎市木原町の造園業、池田操氏が長崎市に寄贈したツツジ。池田氏の家の周辺は竹林、庭の木のほとんどが立ち枯れた状態でしたが、このツツジと松、柿など数本が生き残りました。ツツジは幹に被爆の傷痕がありますが、毎年、ピンク色の花を咲かせます。

【被爆を伝える 一家族全員が死亡】
池田操さんとともに語り継ぎたいツツジです。昭和21年1月、中国大陸から復員してみると、家族全員が亡くなっていました。実母、愛する妻と生後8か月の長男ら家族5人。家族みんなで優しい色の花を楽しんだ時もあったことでしょう。戦後、どんな思いでこのツツジを育て続けられたか、もう聴くことはできませんが、1人の男性の家族への思いが込められたツツジです。

【この木に会いに行こう!】
JR長崎駅から路面電車「赤迫(あかさこ)」行で「浜口町」電停下車、徒歩約5分 。原爆資料館の庭園内。 

【解説】Aランク:原爆の熱線、爆風及び放射線により破壊、または著しく影響を受け、原爆のすさまじさを感じさせる<こん跡>のあるもの、著しいこん跡は認められないが、当時の社会的状況をとくに強く示唆するもの。(「長崎市被爆建造物等の取り扱い基準」保存対象のランク付けの基準より抜粋)


≪DATA of A-Bombed Trees≫
The Azarea/Nagasaki City - Peace & Atomic Bomb Museum
1100m from the hypocenter
botanical name:Rhododendron
age: 70 years old over
height:? m.
surroundings:?m
address:7-8 Hirano-cho Nagasaki-city
This tree survived the atomic bombing of Nagasaki, about 1100m from the hypocenter. The tree is standing in the garden of the Peace & Atomic Bomb Museum. There are other A-bombed trees, including a Japanese White Pine. June,2017 Shooting
 
★Let's go to see this tree !
5 minute walk from the Hamaguchi-cho station.




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