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世界遺産・闘鶏神社の大楠 Camphor in 熊野

熊野詣の旅立ちはここで安全祈願を
歯痛が治る!? 樹齢1200年のクスノキが見守る神社 

IMG_1567_R.JPG DATA of TREE
▽樹種:クスノキ(クスノキ科・落葉高木) 
▽学名:Cinnamomum camphora 
▽樹齢:伝承1200年以上
▽樹高:14メートル
▽幹周り:8.20メートル
▽所在地:和歌山県田辺市東陽1-1 闘鶏神社(世界遺産)
(※市指定大樹天然記念物)

【木の特徴】
広い境内を見守るように立つご神木、もくもくと樹冠を広げています。2度の落雷で主幹を失い、中程から細い幹が何本も伸びて天を目指す、堂々とした立ち姿です。
このクスノキにはなんとも楽しいご利益が! 看板によると、クスノキの下に立ち、葉を歯が痛いところにつけ、歯痛治癒を念ずれば、治癒するといいます。以前にはご神木の洞(ウロ)に人が棲みつき、火の不始末から木に火がついたが、中から水が噴出して火を消したという言い伝えも。 本殿の前にマツのご神木もあり、そばにはニワトリの像が立っています。左下写真:右側がご神木。  
★この木を見るポイント⇒クスノキの葉を歯痛の場所に当ててみて。旅の初日、ずきずき悼む奥歯が本当に治りました。(2018年5月19日撮影)

20180522_124411_R (2).jpg 
【歴史を伝える】
2016年10月、闘鶏神社は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録されました。熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)すべての御祭神を祀る、三山の別宮的存在。勝負の神さmとしてのご利益があります。名前の由来は、壇ノ浦の戦い(元暦2(1185)年)にまつわる故事から。武蔵坊弁慶の父親が、「源氏か平氏か、どちらにつくべきか?」を赤を平氏、白を源氏に見立てた紅白7羽の鶏を闘わせて決めたことから、勝負の神さまに。この故事の様子を再現した像が境内にあります。

【この木に会いに行こう!】
JR「紀伊田辺」駅から徒歩約5分。

20180519_220222_R.jpg ニワトリみくじを引いてみよう!鶏の顔、引く人によってちがうみたい。
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