• Home
  • 聖樹巡礼
  • 宇宙樹の庭
  • こころの木
  • 木に咲く花の文様
  • 木の芸術家
  • 木の図書館

木に咲く花の文様メインイメージ

【つばきもん】 tsubaki-mon-墨絵手描き

20170101_144853_R.jpg椿には女の魂が宿っている......。椿の帯を締めるたび、「女であること」を意識します。富山県氷見市に立つ藪椿(老谷のツバキ)の伝説に登場する女性の夫への愛を思い出すからです。この「つばきもん」は墨絵のような描写で、姿をそのまま写し取ったもの。ひっそりと、時に、樹冠いっぱいに真紅の花をつける椿のひと枝を描いたものでしょうか。花の絵に色はありませんが、地色が花びらの赤を思わせます。結びやすいちりめん地の名古屋帯です。 

◎きものの思い出
今年こそ、きもの生活を復活しようと、2017年の初詣、着ていきました。その始まりに選んだのが椿の赤い帯でした。母から譲り受けたものです。若い頃にこの白の大島紬に合わせて誂えたそうです。帯の椿に色はないけれど、地色の赤がこっくりと、氷見の藪椿を思わせます。帯揚げは白の絞り、小さな緑が散っています。その緑を「春の芽吹き」に見立て、帯揚げは「清めの水」を意識して縹色(はなだいろ シックな青色)。このお正月、母と一緒に、着物のコーディネートをいろいろしてみました。色の組み合わせで早春の草花をイメージさせたり、同じ着物と帯を帯締め一本で粋に、はんなりに...。「日本女性に生まれてよかった」と心から思う、幸せなひとときです。月に何度も着物を着ていた(雨が降っても着てた頃が懐かしい)、そんな生活は今の私には難しいけれど、時には着物でお出かけしようと決めたお正月でした。
書いた日:2017年1月29日(日)


20170102_135343_R.jpg