神内神社の「蘇りの木」 Campher in 熊野
ご神木の胎内くぐり。クスノキの根の間を抜けると
新しい命が芽生える、わたしが生まれる
DATA of TREE
▽樹種:クスノキ(クスノキ科・落葉高木)
▽学名:Cinnamomum camphora
▽樹齢:不明
▽樹高:不明
▽所在地:三重県南牟婁郡紀宝町神内
【木の特徴】
熊野の旅、いちばん心打たれた木の神さまです。「蘇りの木」という名前のとおり、この大樹の間をくぐると新しい命をいただくご利益があると言われて、地元のTakakoさんと一緒にくぐりました。どっしりと大地に根づいた幹の間に狭い空間があり、体をねじこむようにぐいっと。胎内から産道を通ってこの世に生まれ直した、ような感覚、新しい世界への誕生!のような。このご神木に会うために、私はまた何度でも熊野に来るだろうな、と感じた、神秘的な大樹です。(2018年5月23日撮影)
★この木を見るポイント⇒クスノキの胎内くぐり。
【歴史を伝える】
神内(こうのうち)神社は安産の神さまとして知られる、別名「子安神社」。
【この木に会いに行こう!】
JR新宮駅からバスで20分。紀宝町ウミガメ公園から車で約10分。