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2022.7.19ラジオ出演「ブック・アンソロジー〈もっと素敵にマイライフ〉」第61回ナスタチウム
【ラジオ出演のお知らせ】
月に1度、『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』から、季節の花をひとつお話ししています。
7月は「ナスタチウム」。
和名はキンレンカ。花のハーブの代表です。花びらはあざやかな黄色やオレンジ色。食べられる花なので、サラダなどに散らすと、見た目はパッと華やかに、味はピリッとして、食卓が楽しくなります。
この花を愛した、フランスの画家、アンリ・マティスのお話をしたいと思います。とても素敵な、花の名言を残しているので、ご紹介します。
「見たいと願う人のそばには、どこかに必ず、花が咲いている」
この言葉は、マティスからのエールだと思います。ちょっぴり落ち込んだときや、夢の実現は遠いなあと思うとき、この言葉を胸に、ナスタチウムの鉢植えを飾ってはいかがでしょうか。「ワタシだけの花をきっと、咲かせることができる」と、自分を信じる気持ちが湧いてくると思います。・・・続きはラジオでどうぞ。
◎番組名:エフエムふくやま・本の情報番組「ブック・アンソロジー」
<もっと素敵にマイライフ>のコーナーにて。
◎放送日:毎月・第3火曜日の19時35分頃から。
★動画ラジオ YouTubeでお聴きください。
第61回「ナスタチウム」 2022年7月19日(火)放送
https://www.youtube.com/watch?v=aE9BLQlp9Pg
★本の詳細はこちらからご覧ください。
『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』杉原梨江子著(説話社刊,2017)
2022.6.21ラジオ出演「ブック・アンソロジー〈もっと素敵にマイライフ〉」第60回おだまき
【ラジオ出演のお知らせ】
月に1度、『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』から、季節の花をひとつお話ししています。
6月は「おだまき」。
初夏、うつむいて咲く、かわいい花です。花の色はブルー、紫色、白など、清楚な雰囲気です。
源義経が愛した女性、静御前の歌に《おだまき》が登場しています。義経が兄の頼朝に追われて、ふたりで逃げていたのですが、静御前がひとりでとらえられてしまったとき、頼朝に命じられて、鶴岡八幡宮の神前で舞を舞いながら歌ったと伝わる、有名な歌です。大河ドラマでもこの歌、歌いましたよね。
「しづやしづ しづのおだまき くりかえし 昔を今に なすよしもがな」
訳すと、「静よ、静よ、と繰り返し、私の名前を呼んでくださった、昔のように、義経さまのときめく世に、今一度、戻したいものです」
これは「おだまき」という花の名前の由来に関わります。おだまきが麻糸の玉を意味することから、糸をくるくると巻きながら玉にしていく様子にたとえて、繰り返し、繰り返し、自分の名前を呼んでくれた義経のことを、恋しく思って、尊敬する気持ちを歌ったのです。それだけでなく、静御前は、敵対する頼朝の前で、義経の時代が再び来ることを願うという、かなり大胆なことを歌っています。頼朝よりも、義経サマのほうがずっとすばらしい男なのよ、トップに立つ器があるのよ、と言ってるようなもので、とらわれの身なのに、相当、度胸のある女性だと思いませんか?・・・続きはラジオでどうぞ。
◎番組名:エフエムふくやま・本の情報番組「ブック・アンソロジー」
<もっと素敵にマイライフ>のコーナーにて。
◎放送日:毎月・第3火曜日の19時35分頃から。
★動画ラジオ YouTubeでお聴きください。
第60回「おだまき」 2022年6月21日(火)放送
https://www.youtube.com/watch?v=X-GtQWEWhx8
★本の詳細はこちらからご覧ください。
『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』杉原梨江子著(説話社刊,2017)
2022.5.17ラジオ出演「ブック・アンソロジー〈もっと素敵にマイライフ〉」第58回バラ
【ラジオ出演のお知らせ】
月に1度、『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』から、季節の花をひとつご紹介しています。
5月、お話するのは今がいちばん美しい「バラ」。
サン・テグジュペリの童話『星の王子さま』の中に、素敵なバラの言葉があります。
「もう一度、バラの花を見に行ってごらんよ。
きみの花が 世の中に、たったひとつしかないことが わかるんだから」
・・・続きはラジオでどうぞ。
◎番組名:エフエムふくやま・本の情報番組「ブック・アンソロジー」
<もっと素敵にマイライフ>のコーナーにて。
◎放送日:毎月・第3火曜日の19時35分頃から。
★動画ラジオ YouTubeでお聴きください。
第58回「バラ」 2022年5月17日(火)放送
https://www.youtube.com/watch?v=pB4-x6wLsHw
★本の詳細はこちらからご覧ください。
『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』杉原梨江子著(説話社刊,2017)
2022.4.19ラジオ出演「ブック・アンソロジー〈もっと素敵にマイライフ〉」第57回忘れな草
【ラジオ出演のお知らせ】
月に1度、『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』から、季節の花をひとつご紹介しています。
4月は「忘れな草」について。
英名が"Forget-me-not"というように、「私を忘れないで」という花ことばをもち、別れをイメージさせる花ですが、今日、みなさまにお伝えしたい忘れな草のシンボルは、「幸福の約束」。
この花を「幸福」と表現したのは、竹久夢二です。大正時代を代表する画家で、詩人。今のグラフィック・デザインの先駆者と呼ばれている人です。彼の詩集『春のおくりもの』の中にとても素敵な文章を見つけました。
「大空の青がこぼれて 幸福を 人に約束するために 忘れな草が 咲きました」
花の色を、空の青色にたとえるなんて、とても素敵だと思いませんか。しかも、"だれかに、幸福を約束するために、咲いた"というのは優しい気持ちになります。・・・続きはラジオでどうぞ。
◎番組名:エフエムふくやま・本の情報番組「ブック・アンソロジー」
<もっと素敵にマイライフ>のコーナーにて。
◎放送日:毎月・第3火曜日の19時35分頃から。
★動画ラジオ YouTubeでお聴きください。
第57回「ワスレナグサ」 2022年4月19日(火)放送
https://www.youtube.com/watch?v=pB4-x6wLsHw
★本の詳細はこちらからご覧ください。
『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』杉原梨江子著(説話社刊,2017)
2022.3.15ラジオ出演「ブック・アンソロジー〈もっと素敵にマイライフ〉」第56回 桜
【ラジオ出演のお知らせ】
月に1度、『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』から、季節の花をひとつご紹介しています。
今月は「桜」をご紹介します。桜はシンボルもたくさんあり、「一陽来復」「春の喜び」というおめでたいものもあれば、「潔い死」「短命の喜び」という、散り際の良さから来るシンボルもあります。今月、お伝えしたいのは「時を待つ力」というシンボルについてです。
日本を代表する実業家の松下幸之助さんが、ビジネスで成功する秘訣を桜の木にたとえて、こんな名言を残しています。
「時を待つ力は、春を待つ桜の姿といえよう」
松下さんの桜の言葉は私たちの背中を押してくれます・・・続きはラジオでどうぞ。
◎番組名:エフエムふくやま・本の情報番組「ブック・アンソロジー」
<もっと素敵にマイライフ>のコーナーにて。
◎放送日:毎月・第3火曜日の19時35分頃から。
★動画ラジオ YouTubeでお聴きください。
第56回「サクラ」 2022年3月15日(火)放送
https://www.youtube.com/watch?v=oBjWLyIrU4Y
★本の詳細はこちらからご覧ください。
『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』杉原梨江子著(説話社刊,2017)