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No.6白神社前 平和大通りのムクノキ in Hiroshima

地面の下から芽生えたムクノキ
2021年枯死し、伐採されました
A-bomebed trees in HIROSHIMA

IMG_3046 (Mukunoki sirakamisha)_R (1).JPGDo you know Atomic Bomb Trees?

◎爆心地からの距離:530m
◎所在地:広島市中区小町3 白神社前・平和大通りの愛宕池跡
◎アサ科・落葉高木 
◎樹齢:不明 樹高:3.5m 幹周り:1.3m


【木の特ちょう―原爆の傷あとが見られない】
焦土と化したヒロシマで、翌年の春、再び芽を吹き返し、生き続けているムクノキ。白神社の前、旧・国泰寺(こくだいじ。現在ここにはない)の愛宕池(あたごいけ)跡にあります。原爆によって、幹や枝など地上部分はすべて消失しました。土の中で、根がいのちの力を残していたのでしょう。ほとんど消えた地面の下から芽吹いたため、幹や枝に被爆による傷あとは見られません。2015年5月撮影

※2021年に枯死、2022年7月に伐採されました。切り株の前には説明版が設置され「ものいわぬ証人」としての役目を続けている。

【被爆を伝える】
1601(慶長6)年に建立された国泰寺境内の愛宕池跡。寺は全焼全壊し、己斐に移転しました。行くとわかりますが、大きな岩がごろごろあります。かつて、この辺りは海岸線に位置し、岩礁を利用して池が造られたからです。木々はすべて焼失しましたが、翌春に芽生えた、カキ(実もなる!)、クロガネモチ、センダンなどが今も元気に成長しています。

【この木に会いに行こう!】
白神社前、平和大通りに面した場所に、木が立ち並び、小さな公園のようになっているのが「愛宕池」跡。解説板のほうから愛宕池に入ると、ムクノキが2本、少し離れて3本目が並んでいます。平和記念資料館から徒歩約8分。

≪DATA of A-Bombed Trees≫
Muku tree/The Peace Boulevard near Shirakamisha Shrine 
530m from the hypocenter
botanical name:Aphananthe aspera
age:? years old
height:15 m
surroundings:1.95m、1.48m、1.5m
address:3 Ko-machi Naka-ku,Hiroshima city(10minute walk from the A-bomb Dome.)

This tree survived the atomic bombing of Hiroshima, about 530m from the hypocenter.
The muku trees is standing in the Atago pond. There are other A-bombed trees, including a persimmon, a Chinese hackberry and kurogane holly. But the tree died in 2021.May,2015 Shooting