№23 広島平和公園のアオギリ Parasol tree in Hiroshima
被爆樹のシンボル
アオギリ二世が世界中で育っている
The parasol tree is the symbol of A-Bombed Trees.
The young plants of this tree is growing up in Japan and the world countries by children.
1,300m from the hypocenter
被爆樹巡礼 A-Bombed Trees
樹種:アオギリ(アオイ科)落葉高木
学名:Firmiana simplex
爆心地からの距離:1,300メートル
◎樹齢:不明
◎樹高:8メートル
◎幹周り:1.01メートル
◎所在地:広島県中区中島町1 平和記念公園内
◎会いに行くには:広島平和記念資料館の前。(2011年8月撮影)
アオギリは「青桐」と書き、幹や枝が鮮やかな緑色をして、とても美しい木です。しかし、被爆したアオギリの樹皮は茶色く、ざらざらしていて、さらに幹が焼けてえぐられ、空洞になっています。痛々しい姿をさらしながらも、"再生の象徴"とされ、親しまれています。隣には、緑色の生き生きとしたアオギリ二世が育っていますので、幹や枝の色や質感を見比べてみて下さい。このアオギリは平和記念公園内に立ち、修学旅行の生徒たちや広島平和記念資料館を訪れる人たちが立ち寄っていきます。もともとは爆心直下から約1,500メートル、東白島町にある広島逓信局(現日本郵政グループ広島ビル)にありましたが、現在の場所に移植されました。爆心地側の幹に空洞ができ、移植後に育つかどうかが心配されましたが、無事に根づきました。台風による枯死寸前の状態も乗り越え、青々とした葉を繁らせています。このアオギリの苗木は、"被爆樹二世"として、日本全国の学校や施設、世界各地で育てられています。
DATA of A-Bombed Trees
tree species:parasol tree
botanical name:Firmiana simplex
1,300m from the hypocenter
◎age:?years old
◎height:8m
◎surroundings:1.01m
◎address:Nakajima-cho,Naka-ku,Hiroshima city
◎in front of the Hiroshima Peace Memorial Museum. (photographing date:Aug,2011)
The parasol tree is standing in the Hiroshima peace park.
On August 6,1945,Hiroshima was burned by the blazing heat of the atomic bomb.It had been rumored that"nothing will grow in Hiroshima for 75 years", so this sight rekindled courage and hope in many who were close to despair. The young plants of this tree is growing up in many schools and the facilities in Japan and the world countries.