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対馬 琴の大イチョウ Gingko in Nagasaki

木のなかで眠るという
神秘的な時間を過ごしたい

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日本列島と朝鮮半島とのちょうど真ん中に位置する小さな島、対馬。ここに日本最古といわれる不思議な大イチョウがあります。幹の内側がごっそりとなく、周りの樹皮だけで立っているのです。江戸時代に雷が落ち、現在の形になったそうです。まるで木の洞窟。中に入ると、焼け焦げた跡や折れた枝があり痛々しいですが、裂け目から上を見上げると樹冠が空いっぱいに広がっています。時々、焼け跡がふわっと青白く輝き、なんともいえず神秘的な光を放っています。身も心もすっぽりと包んでくれる安らぎを感じました。少々遠いのが難点ですが、対馬への旅の機会がありましたらぜひ。

◎樹種/イチョウ(イチョウ科)
◎樹齢/約1500年
◎樹高/約40m
◎幹周り/約12.5m
◎所在地/長崎県対馬市上対馬琴
(2006年6月現在)

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